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便潜血陽性を放置するとどうなる?早めの大腸カメラが大切な理由【最新研究】🔬

便潜血陽性を放置するとどうなる?早めの大腸カメラが大切な理由【最新研究】🔬|里村消化器内科・胃と大腸内視鏡クリニック

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2026年8月24日

健康診断で「便潜血陽性」と言われても、「痔だから大丈夫かな」「忙しいからまた今度でいいか」と様子を見てしまう方は少なくありません。

結論からお伝えすると、便潜血陽性は放置せず、できるだけ早めに大腸カメラを受けることをおすすめします。

なぜ早めの検査が必要なのですか?

便潜血検査は大腸がんを診断する検査ではなく、大腸から出血している可能性を調べる検査です。
原因には、大腸ポリープ・大腸がん・痔・大腸炎などがあり、原因を確認できる唯一の検査が大腸カメラです。

 最新研究でも『治療の遅れ』は良くないことが示されました

2026年にJAMA Network Openに掲載された約12,000人を対象とした研究では、大腸がんと診断されてから治療開始までの期間が長くなるほど、転移リスクが高くなる可能性が報告されました。

この研究だけで『数週間遅れたから転移する』と証明されたわけではありませんが、不要な治療の遅れは避けるべきという重要なメッセージが示されています。

もっと大切なのは『診断を遅らせないこと』

私たち内視鏡クリニックとして最もお伝えしたいことは、治療の遅れ以上に診断の遅れを防ぐことです。

便潜血陽性を放置する、血便があるのに受診しない、お腹の不調を我慢するといったことが、早期発見の機会を逃してしまうことがあります。

大腸がんは早期発見で治療方法が
大きく変わります

早期で見つかれば内視鏡で切除できる場合もあります。一方、進行すると手術や抗がん剤、放射線治療が必要になることがあります。だからこそ、『早く治療する』だけでなく『早く見つける』ことが何より重要です。

このような方は大腸カメラをご検討ください

  • 便潜血陽性だった

  • 血便がある

  • 便秘や下痢が続く

  • 便が細くなった

  • 貧血を指摘された

  • ご家族に大腸がんの方がいる

よくある質問

Q. 痔でも便潜血陽性になりますか?
A. はい。しかし痔だけと決めつけることはできず、大腸カメラで確認することが大切です。

Q. 症状がなくても大腸カメラは必要ですか?
A. はい。自覚症状がなくても大腸ポリープや大腸がんが見つかることがあります。

Q. いつ受診すればよいですか?
A. できるだけ早めの受診をおすすめします。半年、1年と先延ばしにはしないようにしましょう。

院長からのメッセージ

今回の研究は『治療開始の遅れ』に関するものでしたが、内視鏡専門医として日々感じるのは、その前段階である『診断の遅れ』の影響の大きさです。

便潜血陽性や血便などのサインがある場合は、『様子を見る』のではなく原因を確認することが大切です。早期発見・早期治療は、将来の健康を守る第一歩です!

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