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どんな時に胃腸内科を受診するの?

どんな時に胃腸内科を受診するの?

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2025年6月04日

どんな時に胃腸内科を受診するの?

こんな症状、気になっていませんか?

武蔵浦和駅より徒歩1分 に位置する「里村消化器内科・胃と大腸内視鏡クリニック」です。私たちは、地域の皆さまの胃腸の健康を守り、安心で健やかな毎日を送るお手伝いをさせていただきたいと考えています。

「このお腹の症状、受診するほどかな?」「なんだか胃の調子がずっと悪いけど、様子を見ても大丈夫?」など、消化器に関する不調や不安を感じながらも、病院を受診することをためらっていらっしゃる方も少なくないかもしれません。

しかし、お腹の不調は、食生活やストレスによる一時的なものから、胃がんや大腸がんなどの重篤な病気が隠れている場合まで、その原因は多岐にわたります。特に、がんなどの病気は早期発見・早期治療が非常に重要です。当院は、胃がん・大腸がんの早期発見を通じて「死亡数ゼロ」を目指す使命のもと、丁寧な診療を心がけています。

どんな些細な症状であっても、体が発するサインかもしれません。少しでも気になることがあれば、「こんな症状で受診していいのかな?」と悩まずに、どうぞお気軽にご相談ください。

どんな症状の時に消化器内科の受診を検討すべきか

消化器内科は、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆道・膵臓といった、食べ物の消化・吸収・排泄に関わる臓器の病気を専門とする診療科です。以下のような症状がある場合は、一度専門医にご相談いただくことをお勧めします。

お腹や胃に関する症状

  • 腹痛、胃痛(心窩部痛)、上腹部痛、背部痛、腰背部痛
    お腹の広い範囲の痛み、みぞおち(心窩部)の痛み、あるいは背中や腰の痛みとして感じられることもあります。痛みの性質(キリキリ、ズキズキ、刺すような痛み、波のある痛みなど)や場所によって原因が推測されますが、診断が難しいこともあります。 胃や大腸などの消化管の病気だけでなく、胆のうや膵臓、腎臓、子宮、卵巣などの病気で起こることもあります。
  • 吐き気(嘔気)、嘔吐
    気持ちが悪い、実際に吐いてしまうといった症状です。 胃腸炎などの消化管の病気が多いですが、胆嚢炎、心筋梗塞、脳腫瘍など、消化器以外の病気が原因の場合もあり、原因は多岐にわたります。中には早急な対応が必要な病気が隠れている可能性もあります。
  • 胃もたれ、お腹の張り
    食べ物の消化が遅いことで生じる不快感で、胃が重たい、苦しい、張っていると感じることがあります。 暴飲暴食や脂っこいものの摂りすぎで一時的に起こることもありますが、症状が続く場合は医療機関への受診をお勧めします。
  • お腹は空くのに食べると気持ち悪い
  • お腹が鳴る(ゴロゴロ鳴る)
  • しゃっくりが止まらない

排泄に関する症状

  • 下痢
    通常より水分が多く、形のない便を排出する状態で、便の量や回数が増えることが多いです。 食中毒やストレス、薬の副作用が原因となることが多いですが、大腸がんなどの病気が隠れている可能性もあります。 激しい下痢は脱水を引き起こすこともあるため、お困りの際は受診を検討ください。 水っぽい下痢(水下痢)が続く・止まらない場合もご相談ください。
  • 便秘
    便を十分に、かつ快適に排出できない状態です。 毎日排便があっても残便感やお腹の張り、食欲不振があれば便秘とされることもあります。 急に便秘傾向になったり、腹痛や血便を伴う場合は、大腸がんなどの深刻な病気の可能性も考えられます。
  • 便が細くなった
  • 残便感がある、便が残っている気がする
  • 血便、下血、黒色便
    便に血が混じる、肛門から出血がある(鮮やかな赤、黒っぽい)、あるいはタールのような真っ黒で粘り気のある便(黒色便)が出た場合です。黒色便は胃や十二指腸など、上部消化管からの出血が原因として考えられます。特に早めの受診をお勧めする症状です。 血便が続く・止まらない場合もご相談ください。
  • うんちが臭い・匂いが気になる
  • おならが臭い・匂いが気になる

全身症状

  • 食欲がない、からだがだるい
  • 体重減少
    特に、食事量が変わらないのに体重が減る場合は注意が必要です。
  • 貧血
    消化管からの慢性的な出血が原因となることがあります。
  • 体が黄色くなる(黄疸)
    皮膚や白目が黄色くなる症状で、肝臓や胆道の病気が考えられます。. 特に早めの受診をお勧めする症状です。
  • のどや胸の症状
  • のどのつかえ、胸のつかえ
    食べ物や飲み物が通りにくい、違和感があるといった症状です。
  • 胸やけ
    みぞおちから胸にかけて焼けるような感じ、ヒリヒリしたりしみるような感じがする症状です。胃酸が食道へ逆流することで起こることが多いですが、繰り返す場合は医療機関での検査をお勧めします。
  • 喉に何か張り付いてる感じがする

その他、気になる症状

  • 口が臭い・匂いが気になる

症状がなくても消化器内科の受診を検討すべきケース

上記のような自覚症状がない場合でも、以下に当てはまる方は、消化器疾患の早期発見や予防のために一度専門医に相談することをお勧めします。

  • ヘリコバクターピロリ菌陽性の方
    ピロリ菌は胃炎や胃潰瘍、胃がんのリスクを高めることが知られています。 除菌治療をご希望の方もご相談ください。
  • バリウム検査(胃透視)で異常と指摘された方
    精密検査(胃カメラ検査など)が必要です。
  • 便潜血検査が陽性であった方
    大腸がんや大腸ポリープ、その他の消化管からの出血の可能性があります。 便潜血検査で毎年引っかかる方もご相談ください。
  • 身近な血縁者(ご家族)に大腸癌・ポリープが発生した方
    遺伝的な要因も関係することがあります。
  • 健康診断や人間ドック等で異常(便潜血、肝機能異常、胃透視(X線)異常など)を指摘された際
    精密検査が必要な場合があります。

検診目的での受診をご希望の方

特に早めの受診をお勧めする症状

以下の症状がある場合は、病状が急速に進行する可能性があるなど、緊急性が高いことが考えられます。特に早めに受診してください

  • 吐血・下血・黒色便
  • 黄疸
  • 強い腹痛

上記の症状が悪化する傾向にある場合、以下のような消化器の病気と関連している可能性があります。

  • 食道がん
  • 胃がん
  • 大腸がん
  • すい臓がん
  • 胃・十二指腸潰瘍
  • 胃炎
  • 萎縮性胃炎(ピロリ菌感染)
  • 逆流性食道炎
  • 機能性ディスペプシア
  • アニサキス症
  • 大腸ポリープ
  • 過敏性腸症候群
  • 潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患
  • 虫垂炎(盲腸)
  • 痔(いぼ痔・切れ痔)、肛門のトラブル
  • 急性胆のう炎・胆のう結石症
  • 慢性肝炎

これらの病気の中には、早期に発見し適切な治療を開始することで、重症化を防ぎ、その後の経過が大きく改善するものも多くあります。

里村消化器内科・胃と大腸内視鏡クリニックでの検査・診療について

当院では、患者さまが安心して、そしてできる限り苦痛なく検査や治療を受けていただけるよう、様々な工夫を凝らしています。

経験豊富な専門医による内視鏡検査

患者さまの負担を最小限に抑え、安心・安全で正確な検査を心がけております

苦痛の少ない内視鏡検査

鎮静剤(麻酔)を使用することで、眠ったような状態で検査を受けることができ、苦痛を最小限に抑えることが可能です。

AIを用いた大学病院レベルの内視鏡システムを導入しています

炭酸ガスを用いた検査

空気の代わりに炭酸ガスを使用することで、検査後のお腹の張りを軽減します

土曜日、早朝からの内視鏡検査に対応

お仕事などで平日にお時間が取れない方にも受診しやすい環境です

緊急(当日)の内視鏡検査も可能です

胃カメラと大腸カメラを同日に受けることが可能

検査回数を減らし、患者さまのご負担を軽減します

下剤バー、完全個室での下剤服用

大腸カメラ検査前の下剤服用を、リラックスできる環境で行っていただけます。武蔵浦和駅を展望できる下剤バーもご用意しております

大腸ポリープの日帰り切除も可能です

検査だけでなく、生活習慣病などの投薬や栄養指導なども行います

各種健康診断や、さいたま市特定健康診査・がん検診にも対応しております。便潜血検査やバリウム検査で異常を指摘された方の精密検査もお任せください。

当院は、月間2,000件の内視鏡検査が可能な大型クリニックです。予約優先制による待ち時間の短縮、清潔でリラックスできる空間作り、そして患者さまに寄り添った丁寧な対応を大切にし、「また受けたい」と思っていただけるクリニックを目指しています。

腹痛・胃痛・吐き気・下痢・便秘・血便・体重減少・胸やけ・のどのつかえなど、気になる症状があれば、それは体が発する大切なサインかもしれません。また、症状がなくても、健康診断で異常を指摘された方や、ご家族に消化器の病気がある方、ピロリ菌の感染が分かっている方も、ぜひ一度ご相談ください。