2025年11月13日
里村消化器内科・胃と大腸内視鏡クリニック(武蔵浦和駅より徒歩1分)です。
げっぷは、飲食などによって胃に溜まったガスが食道を通って口から排出される自然な生理現象で、医学的には「噯気(あいき)」と呼ばれます。
食べ過ぎた時や炭酸飲料を飲んだ後に出るげっぷは正常ですが、「頻繁にげっぷが出る」「止まらない」「人前で出そうで困る」といった状態が続く場合、消化器の病気やストレスが関係している可能性があります。
当院では、消化器内視鏡の専門クリニックとして、げっぷの裏に隠れた疾患を早期に見つけることを目指しています。

げっぷが頻繁に出る主な原因とは?
げっぷの原因は、生活習慣や習慣性のものと、消化器疾患によるものに大きく分けられます。
①生活習慣・習慣によるもの(空気の飲み込みすぎ)
無意識に空気を飲み込んでしまう「呑気症(どんきしょう)」や「空気嚥下症(くうきえんげしょう)」は、最も一般的な原因です。
食事や飲酒の習慣
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早食いやながら食い:空気を多く飲み込みやすい
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炭酸飲料:二酸化炭素ガスでげっぷが誘発される
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脂っこい食事やアルコール:胃酸分泌を促し、げっぷを増やす
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ガムや飴:長時間噛むことで空気を取り込みやすくなる
ストレス・噛み締め癖
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ストレスや不安:自律神経の乱れで消化不良や空気嚥下を誘発
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噛み締め呑気症候群:緊張時に奥歯を噛み締めることで空気を飲み込みやすくなる
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猫背などの姿勢も胃を圧迫してげっぷを誘発
②疾患が原因となるげっぷ
頻繁にげっぷが出る場合、以下の消化器疾患が関係していることがあります。
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逆流性食道炎(GERD)
胃酸が食道に逆流し、炎症や胸焼けを起こす -
機能性ディスペプシア(FD)
検査で異常がなくても胃の働きが低下してげっぷや胃もたれが出る -
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
げっぷ、みぞおちの痛み、食欲不振を伴う -
食道裂孔ヘルニア
胃の一部が胸腔側にずれ、胃酸逆流を引き起こす -
胃がん
進行により胃の動きが悪くなり、内容物が停滞してげっぷが増える
げっぷと「口の臭い」の関係
げっぷの際に「口が臭う」「酸っぱい臭いがする」と感じる場合、胃の異常を示すサインかもしれません。
特に胃潰瘍や逆流性食道炎では、胃酸の逆流や内容物の発酵によって口臭が発生することがあります。
口臭と消化器の関係については、『口が臭い・匂いが気になる』のページも参考にしてください。
頻繁なげっぷが気になるときは当院へ
げっぷは誰にでもありますが、「頻繁でつらい」「生活に支障がある」と感じた時点で受診の目安です。
次のような症状を伴う場合は、早めの受診をおすすめします。
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胸焼けやみぞおちの痛み
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吐き気・食欲不振・体重減少
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血便・黒い便
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頻繁な嘔吐や腹部膨満感
当院での検査と治療
当院では、げっぷの原因を正確に特定するため、胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)を行っています。
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食道・胃・十二指腸を直接観察し、逆流性食道炎・胃潰瘍・胃がんを診断
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炭酸ガスを使用し検査後のお腹の張りを軽減
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鎮静剤を用いた「眠っている間の胃カメラ」に対応
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緊急(当日)検査にも対応可能
検査後は、薬物治療に加え、食生活やストレス管理などの生活指導も行っています。
日常生活でできるセルフケア
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ゆっくりよく噛んで食べる(早食いを避ける)
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炭酸飲料やガスを発生しやすい食品を控える
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食後すぐ横にならない(就寝3時間前までに食事を済ませる)
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姿勢を正す(前かがみは胃を圧迫)
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歯の噛み締め癖を意識して緩める
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ストレス発散やリラックスを心がける
まとめ
げっぷは誰にでも起こる生理現象ですが、頻繁に出る・胸焼けや胃もたれを伴う場合は、逆流性食道炎や胃潰瘍、機能性ディスペプシアなどが隠れている可能性があります。
症状が続く場合は放置せず、武蔵浦和の里村消化器内科・胃と大腸内視鏡クリニックへご相談ください。
当院の胃カメラ検査で原因を明らかにし、快適な毎日をサポートいたします。


