2025年6月04日

初めて胃腸内科を受診する際、「どんなことをするのだろう?」「何か検査をするのかな?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、武蔵浦和にある当院、里村消化器内科・胃と大腸内視鏡クリニックでの胃腸内科(消化器内科)初診の流れについてご説明します。
問診と診察
まず、医師は患者様の現在の症状について、詳しくお話を伺います。いつ頃から、どのような症状があるのか、痛みの場所や性質、頻度、食事との関連、既往歴や服用している薬、アレルギーなど、正確な診断に役立つ情報を丁寧に問診させていただきます。気になることはどんな些細なことでも包み隠さず、すべてお話しください。問診の後、医師が診察を行い、お腹の状態などを確認します。
診察に基づく検査
問診と診察の結果に基づき、症状の原因を特定したり、病気の可能性を調べたりするために、必要に応じて様々な検査を行います。
初診で行われる可能性のある検査には、以下のようなものがあります。
血液検査(採血)
炎症の有無や程度、貧血、肝機能、腎機能などを調べます。
便検査
便の中に血液が混じっていないか(便潜血検査)、細菌やウイルス感染の有無などを調べます。
レントゲン検査
消化管の形状や詰まりなどを確認することがあります。
腹部エコー検査
肝臓、胆嚢、膵臓などの状態を確認します。
胃・大腸の内視鏡検査
食道、胃、十二指腸、または大腸の粘膜をカメラで直接観察し、炎症や潰瘍、ポリープ、がんなどの病変がないか詳しく調べます。緊急の場合は初診当日に行う場合や、予約して後日行う場合があります。
ピロリ菌検査
胃炎や胃潰瘍などの原因となるピロリ菌に感染しているかを調べます。
これらの検査をすべて初診当日に行うわけではありません。
患者様の症状や緊急性に応じて、医師が必要と判断した検査を行います。検査結果が出るまでに時間がかかるものもありますので、後日改めて説明を聞きに来院いただく場合もあります。
当院(里村消化器内科・胃と大腸内視鏡クリニック)では、これらの検査に対応しており、特に胃カメラ、大腸カメラによる精密な検査に力を入れています。内視鏡検査は、経験豊富な医師が担当し、鎮静剤や炭酸ガスを使用するなど、患者様の負担を軽減するための工夫を凝らしております。胃カメラと大腸カメラを同日に受けることも可能です。また、各種健康診断(さいたま市健診含む)にも対応しております。
胃腸の不調でお悩みの際は、まずは武蔵浦和駅より徒歩1分の当院、里村消化器内科・胃と大腸内視鏡クリニックにご相談ください。