大腸カメラ検査を行う前に下剤を飲む必要があります。これは、大腸の中をきれいにするためです。大腸内に便が残っていると、カメラで病変が見えにくくなってしまうことがあります。
ポリープやがんを早期発見するためには、大腸内をきれいにし、カメラで隅々まで観察できる状態にする必要があります。
下剤を飲むことが辛い、苦手、抵抗がある方
「大腸カメラ検査は必要だとわかっているけれど、下剤を飲むのがどうしてもつらい…」
下剤の量や味に抵抗があり、検査に踏み切れない方は少なくありません。当院では、下剤を飲まずに大腸カメラ検査を受けていく方法や、なるべくリラックスして下剤を服用していただけるよう院内環境を整えております。
「以前、下剤でつらい思いをした…」「下剤の味がどうしても苦手で…」
そんなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
リラックスして検査前の下剤の服用が可能
当院では、患者さんにリラックスして下剤を服用していただけるよう院内環境を整えております。
下剤バーの設置
武蔵浦和駅より徒歩1分の立地を活かして、下剤バーを設置しました。下剤バーからは武蔵浦和駅を展望することが可能です。
トイレ付き完全個室
院内で下剤を服用できる専用のトイレ付きの完全個室を完備しております。
選べる下剤の種類
当院では3種類の下剤を用意しております。
| サルプレップ | モビプレップ | ビジクリア | |
|---|---|---|---|
| 味 | レモン風味 | 梅ジュース風味 | 錠剤 |
| 服用方法 | サルプレップ1杯＋水2杯を繰り返し、きれいになった時点で終了 | モビプレップ2杯＋水1杯を繰り返し、きれいになった時点で終了 | ビジクリア5錠と水200ml内服を10回繰り返していただきます。 （4～6時間かかります） |
| メリット | ・洗浄力が強い ・下剤服用量が少ない ・下剤を作る手間がない | ・洗浄力が強い ・下剤服用量が少ない ・味が良い | 錠剤の為、他の下剤が合わない方でも服用可能 |
| デメリット | 苦味が多め | 高齢者、腎臓機能が低下している方は服用不可 | 高齢者、腎臓機能が低下している方、心臓に病気がある方は使用不可 |
| 洗浄力 | 最も強い | 強い | 弱い |
下剤を飲まない大腸カメラ検査について
「大腸カメラ検査を受けたいけれど、下剤を飲むのがつらい…」
検査の精度を上げるためには、大腸内をきれいにする必要があり、大腸カメラ検査前に下剤を服用するのが一般的です。しかし、下剤による急な便意や、味・量に対する抵抗感から、検査をためらってしまう方も少なくありません。
そこで当院では、下剤を飲まない大腸カメラ検査（鼻チューブ法）を行い、より多くの方に安心して大腸カメラ検査を受けていただけるよう努めております。
ご希望の方はお気軽にご相談ください。
鼻チューブ法
メリット
大量の下剤を飲む必要がなく、味を感じることもありません。
デメリット
キシロカイン（局所麻酔薬）を使用するため、キシロカインアレルギーがある場合は行えません。鼻からチューブを通す際に、少し刺激を感じることがあることがあります。
当院の大腸カメラ
経験豊富な消化器内視鏡専門医による検査
当院の大腸カメラ検査は、日本消化器内視鏡学会認定の専門医が担当いたします。患者様の負担を最小限に抑え、安心・安全で正確な検査を心がけております。
AIを用いた最新の内視鏡システムを導入
当院ではFUJIFILM最先端の内視鏡システム「ELUXEO8000システム」とAIによる内視鏡画像診断支援システムを導入しました。がんなどの重大な病気の早期発見には、医師の経験と高性能の医療機器が必須となります。特にAIを用いることでポリープの見逃しが減る可能性もあると報告されており、当院では一早く採用することとしました。
鎮静剤を使用した痛くない検査
当院では、鎮静剤を使用した大腸カメラ検査を実施しております。鎮静剤を使用することで、眠った状態で検査することができ、苦痛を最小限に抑えることが可能です。
炭酸ガスを用いた検査でお腹の張りを軽減
FUJIFILMの内視鏡用炭酸ガス送気装置「GW-100」を導入しました。検査時に空気の代わりに生体吸収性に優れている炭酸ガスを送気する装置です。GW-100を使用することにより、検査中の患者さんの膨満感からくる苦痛を緩和することが可能です。
大腸ポリープの切除も可能
当院では大腸内視鏡検査時に見つけた1cm以下の大腸ポリープはその場で切除可能です。ポリープの形状を確認した上で、切除の必要性を判断いたします。
下剤バー、完全個室で下剤の服用が可能
患者様になるべくリラックスした状態で下剤を服用していただけるよう、下剤バー、完全個室のプライベート空間をご用意しております。専用の下剤バーからは武蔵浦和駅を展望することが可能です。
胃カメラと大腸カメラを同日に受けることが可能
当院では、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日に受けることも可能です。1日で検査が済むため、スケジュールの調整がしやすく、検査時の食事制限なども一回で済ませることが可能です。お希望の方はまずは当院までご連絡ください。
緊急（当日）内視鏡検査も可能
当院では、条件（食事の時間、検査枠の空き）がそろった場合には当日に大腸カメラ検査を受けていただくことが可能です。お急ぎの方や、早く検査を希望される方は、お気軽にご相談ください。
土曜日、早朝から内視鏡検査が可能
お忙しい方のために、当院では平日の日中だけではなく、土曜日、朝からも内視鏡検査が可能です。ご希望の方はWEB予約または電話でご予約ください。
リカバリースペース完備
検査終了後はリカバリースペースでお休みいただくことが可能です。鎮静剤を使用した場合は寝た状態のままリカバリースペースまでお運びいたします。
徹底的な洗浄・滅菌
FUJIFILMの内視鏡洗浄消毒システム「ENDOSTREAM」を導入しました。検査の度に処置具の洗浄、消毒を行い、徹底的な感染防止対策を講じます。
武蔵浦和駅より徒歩1分
当院は「武蔵浦和駅」より徒歩1分のところにあり、来院しやすい立地となっております。JR埼京線、武蔵野線でお越しいただけます。